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PICC挿入・管理
従来、PICC(末梢留置型中心静脈カテーテル)の挿入は、入院を必要とする処置でした。
当院では、ご自宅に居ながらPICC挿入や管理が可能です。
経験豊富な救急医・集中治療医がご自宅までお伺いして、専用の医療機器を用い、安全かつ清潔にカテーテルを留置いたします。
01
PICCとは
PICC(末梢留置型中心静脈カテーテル)は、十分な栄養摂取が出来ない方に対して、高カロリー輸液を実施する目的で留置します。
従来の中心静脈カテーテルと比較して
■感染率が低く、長期に使用できる
■肺の誤穿刺など、致死的合併症が少ない
といった理由で、安全に留置することが出来ます。
02
PICC挿入方法
局所麻酔下で実施します。
ポータブル超音波を用いて、肘の上部にある血管(尺側皮静脈)を描出して穿刺します。
カテーテルを上大静脈内まで進めて、固定します。
この際、右心房内や頚静脈内に迷入していないことを確認します。
挿入にかかる時間は平均で30分~1時間です。
※患者様の許可を頂いて、掲載しています
※プライバシー保護の観点から、一部画像を修正しています。
03
CDCガイドラインに準拠した清潔操作
当院では、縫合や止血操作に使用する医療器具を滅菌して使用しております。
CDC(アメリカ疾病対策予防センター)のガイドラインに準拠した滅菌器具を用いることで、カテーテル感染症のリスクを最小限に抑えます。
また、刺入部の消毒や保護フィルムの交換は毎週実施しております。
04
ご自宅にて全て完結
PICC挿入に必要な物品は常にストックがあるため、24時間365日いつでも挿入が可能です。
在宅にてPICC挿入を行うため、入院費用や介護タクシーなどの費用は一切かかりません。
処置は全て保険診療の範囲内で実施致します。
移動や入院手続きに伴う患者様やご家族様の負担はありません。
安全かつ確実に留置いたしますので、処置後は普段通りご自宅でゆっくりお過ごし下さい。
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